美味しい物を食べるとホント幸せな気分になりますよね。
会話も弾み、ついつい本音も。
そんなご飯会で思ったこと・・・

「久しぶり!」
そう言って3人でグラスを突き合せる。
銀座にある小洒落たお店のモダンで赤が映える個室で
いつもの“ご飯会”はスタートした。

仕事仲間の二人のお姉さんと僕。
一人は仕事のキッカケをくれた人、
もう一人は駆け出しの僕を育ててくれた人。
約3年ぶりと言う時間を感じさせない空気が心地よい。
料理が次から次へと運ばれる中、近況報告がはじまる。
サラダ、フライ、ピザ、チーズフォンデュにお肉の盛り合わせ、
聞いただけでも胸焼けしそうなラインナップだが、
コレがいちいち美味しい。

食事が進むにつれ、心の奥にしまっていた感情が言葉になる。
『私なんてまだまだなんだよね』
『気づいたら引きこもって、ダメ人間』
『そうそうわかる。ホント駄目』
お姉さん達も大変なんだな。
愚痴なら幾らでも聞くし、現状に不満がない人なんていない。
しかし、話を聞いていくうちにネガティブな言動が気になりはじめる。

そう言えばこの感じ、
他でもちょこちょこ感じていた様な・・・

謙虚さとはちょっと違う。
二人とも実力は十分あるのに、驚くほど自己評価が低いのだ。
自分も自信のなかった30代まではそうだったかも知れない。
しかし、自分を肯定しないと自信が持てない事に気付きなおした記憶が蘇る。
これは日本人が陥りやすい癖なのかもしれない、そう思った。
謙虚は、日本人の美徳である。
ただ、謙虚が過ぎると自分を否定する癖がついて自己評価を下げてしまう。
人は、一日に4~6万回 心のなかで自分自身と会話すると言われている。
所謂、“心の呟き” だ。
ネガティブな“心の呟き”が多いと自己評価は下がる。
自己評価が下がれば自信を持てなくなり、更に否定的になる。
こうして負のスパイラルに陥っていく。

では、どうしたら良いか。
簡単だ、“心の呟き”をポジティブにすればいいだけ。
例えば『わたしなんてまだまだ』を心の中では
『わたしはもっと出来る』に変換するとか。
自分を肯定する言葉に変換する習慣が身に付けば解決できる。
驕らない為にも謙虚な気持ちは大切。
でも、謙虚になろうとして自己否定を繰り返し自信をなくしては元も子もない。
多くの日本人が謙虚の罠にはまっている気がするのは僕だけだろうか。

お姉さんは二人とも凄い才能を持っている。
英語はペラペラだし、好きなことへの探求心と行動力はハンパない。
話していると時々スパークして、思わずその世界に引き込まれてしまう。
そんな二人が生き辛そうにしているのは絶対におかしい。

結局、僕も言いたい放題言わせて頂き楽しい宴は幕を閉じる。
また一緒に仕事出来るように頑張ろう、
そう思わずにはいられない夜だった。

一期一曲

今回はご飯会で教えてもらった素敵なアーティストをピックアップ。
オーストラリアのシンガーソングライターStella Donelly。
一聴するだけではその魅力に気付きにくいのですが、
ギターを弾いて歌うその姿は非常にカッコイイ。
元々キュートな感じの女性なだけにそのギャップがたまらいない。
Web上にライブ映像もあるので気になった人はみてみて下さい。