一度、読んで面白かった本を再読。
新たな発見がありやっぱり良い本
でしたのでご紹介します。

以前このBlogで『GIVE & TAKE「
与える人」こそ成功する時代』と
言う本を紹介しましたが、同一の
著者による2016年夏に発表された
ORIGINALS誰もが「人と違う
こと」ができる時代
』です。
著者のAdam Grantさんは、ペン
シルベニア大学の教授で、組織心
理学者。

【内容】
オリジナルであるというのは、
他と異なる、ほかよりも優れてい
ると言う意味。

人と違ったアイディアが思い浮か
ぶ事は皆あると思いますが、その
アイディアをどうやったら形に出
来るか知っている人は多くないで
しょう。オリジナリティ溢れる人
とそうでない人の違い 〜 実社会で
アイディアを活かすコツまで「変
革のテクニック」を人間の心理に
照らし合わせて教えてくれます。

【感想】
きたー!
とアイディアが閃く瞬間、妄想列
車は走りだし気分は最高なんです
が、お蔵入りにしているアイディ
アは数知れず。今回、そんな状態
を打開する為に読み返してみた、
と言うのが本音です。

改めて、納得させられたのは・・・

多くの人が斬新なものに到達でき
ないのは、アイデアをちょっとし
か出しておらず、その少数のアイ
デアを完璧に磨き上げることにと
らわれているからだ。

確かに、一つのアイディアに固執
するあまり時間だけが過ぎていき
ます。あのアインシュタインです
ら248もの出版物を出しており、
その中の特に2つの論文「一般相
対性理論」と「特別相対性理論」
で物理学に変革を起こしました。
当たり前ですが、数出した方が成
功の確率はグッと上がりますよね、
とか。

“ある起業家が自分の会社を大企
業に売る為のプレゼンで、「この
会社を買収すべきでない理由」を
テーマにしたことで、上手く話し
がまとまった”と言う実例は、人
間の心理をわかっていないと中々
出来ないでしょう。買収する側の
投資家達は、言ってみれば、粗探
しのプロ。そんな相手に虚栄を張
った所で墓穴を掘るだけ。逆に、
弱点を話す事で、誠実で営業ぽっ
さを感じさせずに好感される。
聞けば納得ですが、自分で気付く
のは難しい内容です。

また、オリジナリティの発揮には
、リスクを伴う。それまでの秩序
を乱す行為でもあるので反発を受
けやすい。

「自分の望む結果を約束してくれ
るものは何か」を考えて決断する
人は多いですよね。この「結果の
理論
」で決断していると、リスク
を負うべきでない理由が必ず見つ
かります。
対して、現状に異論を唱えられる
オリジナルな人は「自分のような
人間は何をすべきか」、つまり自
分のアイデンティティに基づいた
妥当性の理論」で決断するんで
す。

この考え方の違いは親の躾も大き
く関係している模様。

一般的な親は子どもに、宿題する
時間や寝る時間と言った平均6つ
のルール
を与えるそう。
しかし、「妥当性の理論」で考え
る子どもの親が子ども達に与える
ルールは平均1つ以下で、「ある
特定のルールではなく、道徳的価
値観に重点を置く」傾向が見られ
るとの事。具体的には、「自分の
行動がまわりの人におよぼす影響

をしっかり説明し、何がよく何が
悪いのか親の考えを教えていまし
た。更に、あくまでも「自分で自
分なりのルールをつくり上げなさ
い」、と強調していたそうです。

確か、難関大学に幾つも合格した
子供を育てた親が、子供にひたす
ら自分で考える力を養う工夫をし
たって話しも聞いた事があります。

因みにこの本では、
“子どもにしっかりとした価値観を
つちかうには、親は子どもへの影
響力を控えめに留めておく。親が
できることは、何より様々な分野
においてお手本となる人物を紹介
する。” だそうです。

物事を新しい角度で見せてくれる
素敵な1冊です。良かったらチェッ
クしてみて下さい。

『The Original』by Incubus

米オルタナティブ・ロック・バンド
Incubusが2011年にリリースしたア
ルバム「If Not Now,When?」に収
録されている1曲『The Original』。
感覚的な精神世界を歌ったラブソン
グです。

著者

管理人sattomo

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