外出自粛の中、
新作映画が観られる時代。
今後 自宅で受けられるサービスは、
もっと増えてくるんでしょうね。

映画『セルジオ 世界を
救うために戦った男』

景気後退を尻目に大人気の動画配信
サービスNetflix。そんなNetflixで
2020年4月17日から配信されている
映画『セルジオ 世界を救うために
戦った男』を観ました。
監督のGreg Barkerは、2009年にブ
ラジル出身国連大使セルジオ・ヴィ
エイラ・デメロのドキュメンタリー
映画を制作しています。そのセルジ
オのストーリーを、俳優を使い改め
て映画化した作品です。

【内容】
多くの人に慕われた国連大使
セルジオ・ヴィエイラ・デメロ。
どんなに厳しい現実に直面しても決
して情熱と理想を捨てなかった彼が
、イラクで絶体絶命の危機に陥る。

監督・・・Greg Barker
脚本・・・Craig Borten
音楽・・・Fernando Velázquez
出演・・・Wagner Moura,
Ana de Armas,Garret Dillahunt,
Clemens Schick, Will Dalton etc
(118mini)

【Myチェックポイント】
映像:ドキュメンタリー作品と違
い、映像が粗くない分、観やすい。
脚本:現在進行形の時間軸の中に
上手く過去のエピソードを入れ込ん
で、主人公の人間性を理解させる構
成が良い。
音楽:音楽での演出は少なめ。
回想シーンで使われるピアノの曲は
緊張感の中に一時のやすらぎを与え
ている。
ファッション:スーツがメイン。
オフのカジュアルスタイルは、無地
のボタンシャツにトラウザースが多
く、落ち着いた大人を演出。シャツ
の丈の長さは大事だなぁと思った。

【感想】
色々と考えさせられる作品でした。
映画館にまで行って観たいとは思い
ませんが、自宅で観る分にはイイ。
この映画を観るまで“セルジオ”と言
えば、越後さんやメンデスさん くら
いしか知りませんでしたが、国連に
も正義感の強い人がいる事を知り感
心しました。

映画でのイケメン“セルジオ”を
演じたヴァグネルさん、
なんか見た事あるよなぁ?
そうか!
中米の麻薬組織を扱ったTVドラマ
『ナルコス』でパブロ・エスコバル
を演じた人だ。(ちょいマニアック)
海外ドラマ好きならピンッとくるか
もしれませんね。

そんなセルジオの生き様を描いた作
品なので、国連のイメージアップに
も繋がっている気がします。しかし、
昨今のWHO問題(中国寄りの対応)や
日本人にとっての国連の存在を考え
ると複雑な気持ちになります。

WHO問題は現在進行形なのでニュー
スをチェックして頂きたいのですが、
国連憲章の「敵国条項」には未だに
日本が入っています。掻い摘んで言
うと、敵国条項に該当する国が紛争
を起こした場合、自由に軍事制裁を
課す事が出来ると言うルールです。
要するに国連は、第二次世界大戦の
戦勝国の連合同盟なんです。
日米同盟もありそんな風に見えませ
んが、実際はその様な国際ルールが
まだ続いていると言う事。

また、その正義感の強さ故に仲間ま
で危険にさらすのはどうなんでしょ
う。正しい事を行う姿勢には、頭が
下がります。が、自分の大切な人達
を守りながら理不尽な事に対処して
いくのが人生ではないでしょうか。
そう考えると、あぁでも無い、こう
でも無いと色々シュミレーションで
きる作品でもあると思います。

一期一曲

今回は映画のエンドロールで流れて
いた曲をピックアップします。
聞き覚えのある歌声だと思ったら
ブラジル音楽界の巨匠、SSW
カエタノ・ベローソの『Oração Ao
Tempo』と言う曲でした。素朴で
哀愁漂う感じは、映画の雰囲気に
ピッタリです。
タイトルは「その時への祈り」
と言う意味。

我々は、まだ、
一緒になれると信じている


まるでセルジオの心情を代弁して
いる内容です。