この人 凄いなって思う瞬間、時々ありませんか?
そう言う人って、難しそうな事を
いとも簡単にやってしまうんですよね。

コマーシャルの制作

これは職場での出来事。
僕は、時々 映画のラジオCMを制作する事があります。
『全米が泣いたあの話題作がついに日本上陸!!
 〇〇〇〇 絶賛公開中』
みたいなCM聞いたことありませんか。
アレです、アレ。
アレを作る人がいるんですよ、ここにも。
偉そうに言ってますけど、実はそんなに難しくないんです。

1.事前に作品を観る
2.パンフレットを参考にしナレーション原稿を書く
3.作品のテイストに合うナレーターを決める
4.ナレーションの収録
5.音楽(だいたいサントラ音源)にナレーションをのせる
6.ボリューム調整して完成

まぁ、あーでもない、こーでもないと、
プライドを傷つけられながら作っていくのですが、
特に気を遣うのは4番目のナレーション収録。
聴く人に声と音だけで映像を想像して頂かないといけないので、
20秒や40秒の原稿を30分から1時間かけて録音します。
上手くいくときはOK、でも、ハマってしまうと大変。
『すんません、もうちょっと元気目で。』
『やっぱ、もうちょっと抑えめで。』
自分が思っている感じに全然ならない。
『元気と抑えめの真ん中ぐらいの感じで・・・』
ナレーターの鋭い眼光が心につきささる。
そんな戦々恐々とした時間を経てようやく終了。
たまに、そんな事もあります。

プロフェッショナル

でも、この時ばかりは違いました。

<ナレーター スタジオ入り>
『ご無沙汰です、元気でしたか。』
(軽く世間話~原稿の確認)
『じゃぁ、早速とっていきましょうか。
 1回 読んでみてください。』
Na:『(原稿ヨミ、バシーッ!)』
『あれ?できちゃった・・・
念のため、あと2パターン下さい。』
Na:『(バシーッ!、バシーッ!!)』
心のキャッチャーミットに
ナレーションのストライクがはいりまくる。
『もうOKです。』
所要時間たったの3分。
これは一体なんなんだ!?

<収録後、2時間かけて世間話と称したインタビューを実施>
結果・・・
彼は、自分の役割を正確に理解していました。
実は、アナウンサー、ナレーター、声優、パーソナリティ、DJと
声を使った仕事は色々ありますがそれぞれ求められる能力は違うんです。
CMのナレーションの場合原稿を読むだけなんですけど、
されど原稿の読み方には工夫が必要。
ナレーションがしっかりと耳に入ってくる、かつ若干声に表情を付ける。
この2つを理解して表現しないと上手くいかないんです。
アナウンサー的な活舌の良さとある程度抑えたトーンに
声優的な表現力をミックスすると言ったら良いのでしょうか。
彼の場合は、元々 声優の勉強からはじめていたので表現力はバッチリ。
ナレーション、イベントMCなど豊富な経験からくる技術、
更に、僕がどこに注意を払うかまで把握して収録してくれていたのです。
いやぁ、プロって凄い!

一期一曲

プロ中のプロは、どの業界にもいらっしゃると思いますが、
近年の音楽業界でミュージシャンズ・ミュージシャンと言えば、
僕の中では、この人 Ryan Tedder。
アメリカのシンガーソングライターで、AdeleやBeyonce、
Taylor SwiftにPaul McCartneyまで手掛ける超ヒットメーカーです。
今回はそんなRyan Tedderがフロントマンを務めるバンド
OneRepublicの1曲『Good Life』を。

幸せは、千差万別。
経済的に豊かでも満たされない人もいれば、
貧乏でも幸せの人もいます。
This really could be a good life.=これは、ホントに良い人生なんだろう。