久々の更新。
ここ数ヶ月、
身に付けたい技術と知識があり
自分を追い込んでいました。
一通りノルマを終えたので
晴れてBlogを再開します。

みなさんは、
一番勉強していた時期はいつですか?
僕は、きっと浪人生の時。
情けない話、大学時代はサッカーと
バイトに明け暮れた落ちこぼれ。
名ばかりの経済学部卒業。

ところが、20年の時を経て
第2次勉強期が到来!!
再び経済学にも興味が湧き
関連の本を読み漁っています。
そんな中で出会った1冊 、
2007年に出版された
「ヤバい経済学[増補改訂版]」
をご紹介します。

著者は、シカゴ大の経済学教授
スティーヴン・D・レヴィットさんと
「ニューヨーク・タイムズ」などにも
執筆する作家でジャーナリストの
スティーヴン・J・ダブナーさん。

出版当初、大相撲の八百長を分析した
内容があり日本でも話題にもなった様
です。
カバーには、アメリカに経済学ブーム
を巻き起こした170万部のベストセラー。
若手経済学者のホープが、日常生活か
ら裏社会まで、ユニークな分析で通年
をひっくり返してくれ何て書かれてい
ます。

実際、読んでみると非常に読み易い。
大学で習う“経済学”は、
個人の消費〜企業活動、国の財政政策
など、お金を通じて行われる活動全般
の仕組みを学ぶのですが、
本書で扱われているテーマは異色。

“インセンティブ(経済学用語で動機の
意)を理解することが、凶悪犯からス
ポーツの八百長、出会い系サイト迄、
どんな問題も解決できる鍵になる。”

テーマは・・・
●「学校の先生と相撲の力士、
どこが同じ」

●「ヤクの売人はどうしてママと
住んでるの?」
●「完璧な子育てとは?」
などなど

“何をどうやって測るべきか知って
いれば、混み合った世界もずっと
わかりやすくなる。データの正しい
見方を知れば、解けそうになかった
難題が解決出来るようになる。”


例えば、興味深かった話の一つ相撲。
力士の番付は年に6回(1回15日間)
開かれる本場所の星で決まる。
勝ち越せば(8番以上白星)番付が
あがる。負け越せばさがる。
トップ力士は、年に何億も稼ぐ。
上位40位以内で年収約1700万円。
一方、70位だと150万円になる。
格差の激しい世界である。
だから、千秋楽で7勝7敗の力士が
勝って得るものは、8勝6敗の力士
が負けて失うものよりずっと大きい。
この点に注目してデータを比較。
勝負は時の運と言うが、普通、
勝率が多い方が勝つ可能性は高い。
ところが、7勝7敗の力士が8勝6敗の
対戦相手に10番中8番も勝っている。
7勝7敗の力士は9勝5敗の対戦相手に
対しても驚くほど善戦している。
数字だけで八百長とは断定出来ない。
が、インセンティブで考えれば、
賞金を大きく左右する1勝と
勝っても負けても余り変わらない
1勝では大きな違いがあるのは明白。

この様に、経済学的アプローチ
(インセンティブを仮定しそれに
まつわるデータを検証する)で身近な
話題の本質に迫る事例が盛り沢山。

学生時代に
この本に出合っていたらなぁ~。
そう思わずにはいられない内容でした。

何はともあれ、
面白くて一気に読めると思います。
良かったらチェックしてみて下さい。

『Why do we try』
Robert Glasper Experiment

今回はアメリカのJazzピアニスト
Robert Glasperが、
2012年にHip-Hop色の強い
Robert Glasper Experiment名義
でリリースしたアルバム
「Black Radio」からの1曲です。
因みに、このアルバムは
第55回グラミー賞で
最優秀R&B賞を受賞しています。

曲は、SoulシンガーのStokleyを
フィーチャーした疾走感のある
ナンバー『Why do we try』。

「なぜ僕たちは挑戦するのか?」
“挑戦”って“学び”とも言い換えられる
気がしたので、連想ゲーム的に選曲。
イイ曲ですよ。