“不要不急の外出を控えましょう”
という事で早速、見逃していた映画
の鑑賞期間にはいりました。
まず観た作品は昨年話題となった
『グリーンブック』。

映画『グリーンブック』

昨年、アカデミー賞の「作品賞」
「助演男優賞」「脚本賞」の3部門
を受賞。監督は『メリーに首ったけ
』のファレル兄弟の兄ピーター・フ
ァレル。天才黒人ピアニストを演じ
「助演男優賞」に輝いたマハーシャ
ラ・アリは、映画『ムーンライト』
でも同賞を受賞しています。個人的
には大好きなTVシリーズ「Luke Ca
ge」出演時から気になっていた俳優
なので期待大。日本では2019年3月
に劇場公開されています。

【内容】
時は1962年、ニューヨークの一流
ナイトクラブ、コパカバーナで用
心棒を務めるトニー・リップは、
ガサツで無学だが、腕っぷしと
ハッタリで家族や周囲に頼りにさ
れていた。ある日、トニーは、黒
人ピアニストの運転手としてスカ
ウトされる。彼の名前はドクター
・シャーリー、カーネギーホール
を住処とし、ホワイトハウスでも
演奏したほどの天才は、なぜか差
別の色濃い南部での演奏ツアーを
目論んでいた。二人は、〈黒人用
旅行ガイド=グリーンブック〉を
頼りに、出発するのだが─。

監督:Peter Farrelly
脚本:Nick Vallelonga,
Brian Hayes Currie,P. Farrelly
音楽:Kristopher Bowers
出演:Viggo Mortensen,
Mahershala Ali,Linda Cardellini

(130ini)

【Myチェックポイント】
映像:ロードムービー的要素が強
い為、アメリカの田舎の綺麗な風景
を楽しめる。又、人種差別を扱って
いるので暗めの映像多めかと思いき
や明るい映像がメインで、目からも
爽やかな印象を感じられる。

脚本:実際に、モデルとなった主
人公の息子が脚本を書いているので
、凄くリアルな雰囲気が出ている。
些細なやりとりが、ジワジワと効い
てきて大きな流れを生み出す素晴ら
しい脚本。

音楽:カーラジオからながれる
1960年代のR&Bを中心とした黒人
音楽など当時のアメリカンミュージ
ックを楽しめる。

ファッション: 60sのアメリカン
トラディショナル。主人公トニー・
リップの落ち着いたカジュアルな感
じが、危険な大人の雰囲気を醸し出
していてカッコイイ。

【感想】
いやぁ~、いい映画ですよコレわ!
オッサン2人の友情物語。アメリカ
南部を車で旅する映画なので車中で
のやりとりが多い。かたや運転手は
用心棒も兼務する腕っぷしの立つ男
、かたや天才ピアニスト。2人共、
ある意味実力者。コミュニケーショ
ンの取り方は正反対だが、それぞれ
培った大人の対応力に感心させられ
る。なにより人生の闘いに挑み続け
ている大人はカッコイイ。個性が強
く価値観も違うが、相手を理解する
ことで関係性は変ってくる。長い旅
路の間に、2人のやり取りが変化し
ていく所は見所です。
人間関係は色々ありますが、障壁を
乗り越えて生まれた絆は強いんだろ
うなぁと。その為にも、相手の気持
ちを知ることを大切にしたいと思わ
せてくれる素晴らしい作品でした。

一期一曲

今回は、映画のモデルとなった
天才ピアニストDon Shirley本人
による『Blue Sky』を。クラシッ
クなのかジャズなのかジャンルで
括るのは難しい曲ですが、お聞き
頂ければ分かる通り中盤からの展
開がヤバイ。(笑)
岡本太郎さんの「芸術は爆発だ」
を音で表現するとこんな感じかも
しれません。